2006年9月に高齢初産で男の子を出産しました。 ぼちぼちと育児日記を綴っています。2008年1月と2月は絵日記もちょこっと。
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両親学級4回目
2006年06月29日 (木) | 編集 |
月曜日は両親学級の4回目でした。
プログラムは次のとおりです。

・入院について
・赤ちゃんの専門医と新生児のケアについて
・母親の分娩後のケア
・産後うつについて
・病院のツアー


●入院について

まず、入院については、この病院では通常分娩から48時間(二日間)ということになっています。

でも真夜中に生まれたりした場合は、たいてい日中に帰宅することになるので実際は48時間まるまる入院することはないそうです。

病室は、LDRP( Labor/ Deliver/ Recover/ Postpartum )というシステムで、陣痛から分娩後まで同じ部屋(全個室)で過ごします。もちろん新生児もいっしょ。

シングルベッドになるソファがあるので家族も宿泊できて、シャワーやバスタブも本人/家族ともに使い放題。レモネードやジンジャーエールなどの飲み物や、テレビもあります。

●赤ちゃんの専門医と新生児のケアについて

赤ちゃんが生まれたら、すぐにニット帽をかぶせられて(体温が下がるのを防ぐため)母親のお腹に乗せられます。これは、赤ちゃんを間近で見て触って、コミュニケーションをとるためと、体温を維持できない新生児を温かく保つためです。

(未熟児に適切な温度と安心感を与えて成長/発達を促すため、母親や父親のはだかの胸に赤ちゃんを乗せて肌と肌との触れあいをするカンガルー・ケアと同じです)

赤ちゃんは自分でおっぱいを探してお母さんのお乳を吸うんですって。本能でそういうふうにするって、ちゃんと知ってるんですね。産後すぐに赤ちゃんにおっぱいを吸われることによって、母乳を出すスイッチが入るので、母乳保育を目指すお母さんにとっても重要な瞬間なのです。

帝王切開などで赤ちゃんを抱く事が出来ない場合はパートナーが抱くか、もしくはヒーターのついたベビーベッドにしばらく寝かせます。

生まれてからすぐに母親とのコミュニケーションをとる、ボンディングと呼ばれるこの時間は、以前は一生の親子関係に影響するとも言われていましたが、実際は毎日の生活の中でだんだんとボンディングは強くなってゆくので、生まれてすぐに新生児を抱く事ができなかったからといって気にする必要はない、ということでした。(あひるなどのすり込みとは違うんですね)

新生児はそのあと体重/身長/頭の円周を測られ、出産後24時間以内(たいてい翌日の午前中)に専門医の診察を受けます。(専門医は各自出産前にピックアップしておく)

診察はメタボリック・スクリーン(ミルクを消化することができるか)と、APGERスコアと呼ばれるものです。

APGERスコアとは、心拍速度/呼吸数/筋肉の緊張/反射/色を、1分後と5分後に調べて、それぞれ0から2のスコアがつけられます。

心拍速度は通常100+、呼吸数は30回/分、色はピンクが正常で、筋肉の緊張や反射は、刺激を与えて正常に反応するか(鼻の中をくすぐってくしゃみをするか、とか)を見ます。

スコアはトータルで10、この数字が高い程健康なのだそう。通常は7~9だそうです。

もしもスコアが5以下の場合は、将来障害が発見される可能性(学習障害など)があって、早産の赤ちゃんほどこのリスクは高くなります。

赤ちゃんの色について付け加えると、日本人にはおなじみの蒙古斑、Mongolian spotsと呼ばれて、アジア人によく見られると言ってました。たまにこの蒙古斑のことを知らない看護婦さんやドクターがいて、両親が赤ちゃんを虐待しているのでは、と疑われることもあるそうです(・∀・;)

蒙古斑について病院側に言っておかなくちゃ・・と思っていたのですが、この病院ではちゃんと認識しているようで安心しました。

その他の新生児へのトリートメントとしては、エリスロマイシン軟膏を目につける、ビタミンKの注射というのがあって、これは希望があれば、とのことでした。

エリスロマイシン軟膏というのは、目への感染を防ぐため。ビタミンKは、太ももに注射します。ビタミンKは、傷口などの血液を凝固させるのを助け、新生児はまだ体内でビタミンKを作ることが出来ないからです。包茎手術(希望があれば生まれた翌日に処置)をする男児には特に必要ということでした。

目への軟膏は、赤ちゃんには影響はありません。新生児が生まれてしばらく目を開かないのは、まぶしい光が苦手なためで、この軟膏を塗ったからというわけではないとのこと。

注射については、赤ちゃんが小学校にあがるくらいまでは太ももに打ちます。これは、太ももの筋肉が早い時期から一番発達しているからで、私が小さい頃打たれてたおしりへの注射は今はしないそう。

おへそは、アルコールは使わずに入浴で清潔に保つこと、ということでした。

それから、笑ったのが

「生まれたての赤ちゃんは、皆さんが期待しているとおりじゃないかもしれません。
たいてい、鼻はおしつぶされてて頭も長く(出産時のプレッシャーで)、血や胎脂にまみれてて、TVで見るようなビューティフルな赤ちゃんではないです。」

と先生が言ってたこと。
きっとお目目ぱっちりできれいな赤ちゃんを想像していたのに、がっかりした人、多いんでしょうね。

●母親の分娩後のケア

次に母親の分娩後のケアについて。

前回のクラスでも触れたように、分娩後、看護婦さんは子宮の収縮を助けるためにお腹の上から子宮マッサージをしてくれます。

子宮はだいたい4週間から6週間くらいで元のサイズに戻ります。
マッサージや母乳保育は、子宮の収縮を助けてくれるのです。

Lochiaと呼ばれる『悪露』は、最長8週間くらい続きます。
最初の悪露( RubraまたはRed Lochia )は赤い色をしていて1~10日程。出産直後の数日は量も多く、母親があまり動き回ると量も増えるのでしばらくの安静が必要です。

そしてピンク(または茶色っぽい)の悪露( SerosaまたはPink Lochia )が2週間程続いたあと、白っぽくなってきます( AlbaまたはWhite Lochia )。これはだいたい6~8週間続く事もあるとか。

産褥パッドとショーツは病院側で全て用意してくれます。
最初は大人用おむつみたいな大きなパッドで、そのあとは少し小さいサイズのものに。ショーツは使い捨て(洗えば何度も使える)のワンサイズで通気性がよく、目の粗いストッキングみたいな素材で出来てました。(これがものすごーく伸びる!)

もしも会陰切開(または裂けちゃって縫合)をした場合は、毎日最低一回はバスタブにつかると傷の回復が早まるということでした。(お尻だけつける特別なバスタブもあるそう)

病院側では、常におろししょうがを冷凍してあるので、希望すればそれをお湯に溶かして患部に当ててくれるそうです。これも患部の回復を早めるのに効果があるとのこと。

出産後、会陰部の痛みを防ぐ座り方は、足を投げ出したテーラー座りがおすすめだそうです。

この時期、もしも鎮痛剤が必要な時は、イブプロフェンなら母乳に入らないので安全です。

運動は産後6週間の母親検診を受けた後始められます。

●産後うつについて

さて、産後うつ状態になる『マタニティーブルー(ス)』についてです。
産後うつは、Postpartum DepressionまたはBaby Blues(ベイビー・ブルース)と呼ばれます。『マタニティー(母親の)』ではなく、こちらでは『赤ちゃんの』うつと呼ぶのは面白いです。

これは出産後の急激なホルモンレベルの変化によって起こると言われ、だいたい4、5日後くらいに起こります。

症状は、

・食欲の減退
・やる気が起きない
・だるい
・眠れない

などで、もしこれがずっと続いたり、赤ちゃんのお世話をする気も起きなかったりしたら、本格的な鬱症状でベイビーブルースよりも深刻なため、専門医に相談することをおすすめします。

●病院のツアー

さてさて、次はいよいよ待ちに待った病院のツアーです。

まず、個室です。
シャワーやバスタブも完備されてて(バスタブでの出産もOK)、医療器具などは全てキャビネットの中に隠されているので、まるでホテルの一室のようです。

照明も好みで自由に変えられて、心地よい環境が作れそう。

ベッド兼分娩台も見せてもらいました。
ベッドの下半分が取り除けるようになっていて、足乗せ台と胎盤などを入れる容器もちゃんとついてます。

背もたれの角度もリモコンで自由に変えられて、なるほど、よくできてます。これなら快適そう。

そして水中出産用の部屋を見せてもらった後、生まれたばかりの赤ちゃんに会うことができました。

計画帝王切開で生まれたという男の子。
すごくちっちゃくて、かわいらしい泣き声をたまにあげてます。

お父さんは3人目ということで、抱き方もさすがにうまい!
赤ちゃんは気持ちよさそうに口をふにゃふにゃさせながら寝てしまいました(*´ェ`*)

まとめと感想

またまたすんごい長い記事に。。

今回は分娩時の具体的な様子を知る事ができてよかったです。

面白いなと思ったのは、出産って実際に重なる時は重なるけど、ない時はがらがらなのだそう。

天候(気圧の変化)が変わった時や、満月の時には本当に出産ラッシュになるという話は面白かったです。

メモを見ながらざっとまとめてみましたが、書き忘れていたことがあるような気がするので、後から追記するかもしれません。

とりあえず第4回目の両親教室のようすでした。
来週は最終日。ケーキが用意されて、ちょっとしたお茶会もあるそうです。
楽しみ~

(追記です)

赤ちゃんを家へ連れて帰る時には、必ず新生児用のカーシートをつけていなければいけません。

新生児~1歳までは、リヤ・フェイシングタイプ(後ろの座席に、後ろ向きに設置する)が法律で定められています。

しかし、カーシートを持っているのはよいものの、間違った設置をしている人は実に75%以上にもなるのだとか。(シートにしっかりと取り付けていない、ハーネスの締め方が間違っている・・など)

この病院では、退院時にカーシートの設置もしっかりとチェックしてくれるとのことなので、新米両親としては安心です。
テーマ:マタニティライフ
ジャンル:育児
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